こちら悪魔研究所!

空白の10年〜ダンテ
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d:ひとが いっしょぉ〜〜〜〜けんめい話しているのに、途中で寝てしまう、冷酷非情なバージル君!こんにちはっ

v:いつ尽きるともわからない、バージル空白の10年物語。
いや、聞いてたよ。
目をとじれば、あたかもそこにこどもバージルと、悪魔にも関わらず彼を慈しみ育てたヘル=プライドとアビスがいるかのようだった。
いやぁ、感動した!!


d:はっ、そうだったのか。
寝ちゃったんだと思ったよ。
とんでもない誤解を許してくれたまえ、君!


v:で、かわいい弟がどうしたって?

d:むきーっ、やっぱ聞いてない!
あのあと6時間も喋ったのに


v:ダンちゃん、それはそうと、バージル編があるなら、ダンテ編も必要だよな。
ひとりぼっちになっちゃったダンテも、つらいことがあったんだろうねぇ。
どう思う?


d:ダンテの場合は小説版などでそのヒントが拾えるんだよな。

衝撃の運命のとき、たまたまダンテだけ、表に新聞をとりにいってたんだ



v:新聞?


d:好奇心旺盛なダンテはそのとき庭先に見つけたモグラ道を伝って、モグラ探しをしたんだよ。するとウチの方から悲鳴が!

「ダンテ逃げて!隠れて、出てきてはだめ!」(comic code1:Dante)

お母さんの声にとっさに階段下の物置に隠れるのでした


v:涙でてくるわ

d:>「スパーダノオンナ、
コロシタ、
ゼンブコロシタ」
という悪魔の声

物音が止み、静まり返ったところで出てきたダンテが見たものは、惨劇の痕跡のみ。

「おかあさん・・・
バージル・・・」


v:しくしくしくしく・・・・

d:何も言わず、ダンテはその家に火を放つんだ

v:別の次元に引き込まれたバージルはその火を空間を越えたところでみたのでした・・・(comic code2:Vergil)

d:ダンテにはまた、別の声が聞こえる
「身を隠し、逃げ延びよ」

それは紛れもなくスパーダの声・・・(小説版)


v:ダンちゃん・・・今日はすっごいシリアスになりそうだから、ちょっと休憩しよ。


d:ウン・・・

なぁ、バーちゃん、ぼくはバーちゃんがおってくれて、よかったよ


v:そっか・・・
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